判断と決断の違いとは

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最初に

先日ある方とお話しをしていた時になるほどと思ったことがありましたのでそれをお伝えしたいと思います。

皆さんは日々の経営の中で意思決定が必要なさまざまな場面に遭遇することと思います。

その際どのような意識をもって意思決定をなさっているのでしょうか。

判断と決断の違いについて意識されているでしょうか。

今回はこの「判断」と「決断」についてお話しします。

ここからは個人的見解が多分に含まれますので、その点はお含み置きください。

 判断とは

「判断」とは「規程・前例・法律などの基準があり、その基準に従っているかどうかで是非を決める」ことだと考えています。

具体的には、官僚や公務員の仕事の多くがこれに該当するでしょう。

許認可や申請といったものは様式や記載内容、記載方法までもが詳細に決めてあり、その基準に合致して現地ヒアリングでも特段の異常がなければ半自動的に認可(受理)されます。むしろ認可(受理)しなければなりません。

そこには個別内容の適否といった意識が入る余地はほとんどありません。

ビジネスの場面に置き換えると、「判断」とは、決められたことを、込められた手順で、決められた期日までに行うことになります。

通常のルーチンワークがこれに該当し、その業務には基本的にリスクはなく、ミスには罰則が伴います。

 決断とは

これに対して「決断」とは「前例のないことに何らかの答えを見つけ出し、問題を発見して解決への道筋をつける」ことだと考えています。

これは前例のないことに一定の答えを出すことであり、当然リスクがありその答えに批判する人もいることでしょう。

しかし、物事を前に進めるためには、どこかでこのように前例のないことに答えを出し、場合によっては前例を打ち破らなければなりません。

「決断」することは目の前の問題をいかにスムーズに、メリットを最大化しながら解決するかという課題に対する回答でもあります。

違いを分かったうえで

 

一般企業の組織に当てはめると、いわゆる一般社員はルーチンワークが多くここで言う「判断」が必要とされる業務が中心なのに対し、上級管理職になればなるほど(経営者などの組織の中核メンバーであればなおさら)「決断」を要求される業務が多くなります。

現代において、組織を活性化させ、発展させ、進化させていこうとするならば、「決断」を適切に行うことで、変化していく経営環境にうまく対応していかなければなりません。

皆さんも意思決定をする際に、「このケースは判断が求められているのか?それとも決断が求められているのか?」をまず考えることで、より良い答えを見いだせることになると思います。

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