経営者あるあるの話

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先日ある経営者の方とお話しをさせていただいている時に感じたことを今回はお伝えしようと思います。

ある経営者の悩み

その経営者の方は「従業員とコミュニケーションをとろうと思い昼食を一緒に食べたり定期的に飲み会を開催したりしているのだが、その効果がどれだけ出ているか見えない。」とお悩みでした。
ただ、そのお話しの中からは「コミュニケーションをとって何がしたいのか」という目的をはっきり受け取ることはできませんでした。

みなさんは行動を起こすときに、何をどうしたいのか?(目的)と、そのためにどのような方法で行うのか(手段)を意識し区別されているでしょうか。

組織を活性化させるための一つの方法として組織内のコミュニケーションを活発にすることは大切であるといわれています。これは非常に大事なことだと私も思います。

コミュニケーションをとる目的とその手段

この時の方法は何でしょうか。例えば定期的に社内(部内)で昼食会や飲み会を行う、あるいは意見交換会(名称は連絡会でも報告会でも構いませんが)を行うとかいろいろ考えられますね。
ではこういった会合を開催する目的は何でしょうか。お酒を飲んでいろいろ本音で話をすることでしょうか。あるいは会議で情報交換することが目的でしょうか。

違いますよね。ここで誤解の無いように申し上げますが、本音で話をしたり情報交換をしたりすることを否定しているわけではありません。私が言いたいのはコミュニケーションを活発にするということの本質的な目的は別にあるということです。

よく見受けられるのがコミュニケーションを活発にすることが大事だからそのために飲み会や意見交換会を開催しよう、と手段(この場合は飲み会や意見交換会の開催)が目的(開催することが目的になってしまう)となってしまっているケースです。
このような場合主催者(経営者もしくは当該部門の責任者)は、せっかく機会を作っているのにコミュニケーションがうまくとれていないとか、意思疎通がうまくいっていないと悩んだり不満を持ったりしています。

お悩みの解決です

ではこの場合の本質的な目的とは何でしょうか。それぞれの組織が抱える課題によって実際の目的は様々でしょうが、一般的に考えられる目的として「コミュニケーションを活発に行うことによって組織内の見えない壁を取り払い、情報や問題意識を共有することで各人の意識を同じ方向に向ける。それによって各人の能力をロスすることなく相乗的に最大限に生かし、組織としての活動を組織が目的としている方向に進むようにする。」が考えられますね。
この本質的な目的をはっきり認識していれば、目的を達成するためにどの手段(飲み会?、意見交換会?、昼食会?・・・)が一番効果的か意識しながら選択できるでしょう。そうすれば冒頭の経営者の方のような悩みはかなり改善されることでしょう。

少し意識を切り替えましょう

今回はコミュニケーションを例にしてお伝えしましたが、様々なビジネスシーンでこれは非常に重要なことです。みなさんが実際にある行動を起こす場合、本質的に何を目的としてこの行動を起こそうとしているのか、本質的な目的を達成するためにどの行動が一番有効か、あるいは効果を最大限発揮するために注意すべきことは何か、を常に念頭に置いて本質的な目的を見失わないようにしておかないと、せっかくの労力が半減どころかマイナスになってしまうかもしれません。
目的と手段を決してはき違えないようにしてください。

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