経営戦略の遂行|経営管理者に必要な5つの能力要件

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経営管理者に必要な5つの能力要件

前回経営戦略についてお話ししましたが、この経営戦略を遂行するのは経営管理者です。そしてこの経営管理者には経営戦略を遂行するために5つの能力要件が必要であると考えています。

その能力要件とは次の5つです。

1.結果を出す

2.企業方針を自部門方針として具体化し、部下にわかるように伝える

3.部下の能力ならびに業務レベルを引き上げる(仕事を評価できるシステムを作り上げる)

4.部下の活動を管理するシステムを作る(育成する)

5.部下のやる気を引き上げる(落ち込んでいるときは励ます)

つまり、経営戦略を遂行して結果を出すためには自分だけが頑張ってもだめで、部下をいかに有効に使うかということが非常に大事になってくるのです。

ここで部下を有効に使うためには、経営管理者が経営戦略をしっかり理解して、それを論理的かつ具体的に部下に伝え、部下がそれを理解して行動に移す必要があります。

経営管理者とコミュニケーション能力

この流れをもう少しわかりやすく書くと、「経営管理者が話したこと」が「部下に聞こえたこと」になりその次に「部下が理解できたこと」となり最後に「部下が行動したこと」となるわけです。このそれぞれのプロセスが100%達成できていれば問題ないのでしょうが実際はそうはいきません。

仮にそれぞれのプロセスが80%達成できた(達成割合とすれば十分合格点でしょうね)としても、最後の行動に移すプロセスでの達成率は80X80%X80%=51.2%となってしまいます。つまり、最初に経営管理者が言ったことのうち約半分しか実際に部下は行動できていない、ということになるのです。

これは上司(経営管理者)がどれほどコミュニケーション能力に優れていても、それだけでは経営戦略が有効に遂行されない、すなわち企業が経営管理者の予想ほど大きく発展しないということに他ならないのです。

ここで誤解の無いように言っておきますが、経営管理者にコミュニケーション能力がそれほど大事な要因ではないと言っているわけではありません。コミュニケーション能力は非常に大切な能力です。勘違いしないでくださいね。

経営管理者と能力要件

このように企業として経営戦略を有効に遂行していくためには、部下を育て、評価し、励ますシステムの構築が必要になります。

経営管理者にはこのシステムを適切に作り上げ、有効に機能させていく能力が要求されるということです。

最後に私が持っているコミュニケーション能力についての理解を整理しておきます。

日本人にはあうんの呼吸でわかるだろう(わかるはず)という文化がありますが現在のビジネスにおいては違います。

社長や経営幹部といった経営管理者は事業テーマとして「当社は何も目指しているのか?」を話せなければなりません。すなわち、経営管理者は会社を将来どのように展開していくのかという成長物語(サクセスストーリー)を作成し、社員に話す能力が求められます。

そしてそれは精神論や姿勢の話にとどまるのではなく、具体的でワクワク感があるものでなければなりません。

戦略・戦術・戦闘はそのストーリーに沿って展開していくものだと思っています。

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